ベストグループ 見聞会講話集

衣川晃弘大先生「21世紀を幸せに生きる」第12巻より

2019年(令和2年)3月1日 ベストグループ道央・道南一日研修 ①

皆様、おはようございます。今日は、皆さんからの質問にお答えしたいと思います。「精神的に強くなるためには、どのような学びをすれば良いでしょうか」という質問がありました。

皆さんは、百のうち五未満の学びをたくさんしてきているのです。百のうち五未満の学びとは、この世の生き方や考え方についての教えです。この世は物質の世界です。

物質が増えたり減ったりするように、自分や家族のことや体の健康のことなど、人間はこの世の中のことに焦点を絞ると、悩んだり、苦しんだりするように創られているのです。

百のうち五未満の能力を顕在能力と言います。皆さんが今出している能力を顕在能力と言うのです。しかし、皆さんの中に百のうち九十五以上の能力が眠っていて、その能力が出ていないのです。

その皆さんの中に潜んで存在する能力のことを、潜在能力と言います。百のうち五未満の能力しか出していない方は、目先のことで心が揺れたり、仕事のことで心が揺れたり、家族のことで心が揺れたり、体の健康のことで心が揺れたりします。

私だって、もしも百のうち五未満の能力しか出していなければ、心が揺れると思います。ですから、ほとんどの人間は、この世のことで心が揺れるように創られているのです。

人間は心次第と言われます。だから、心を制御し、心を乗り越えた方は、この世のことで一切、心が揺れることはないのです。私は心を乗り越える方法を知っているのです。ただし、簡単に心を乗り越えることはできません。

たとえば、皆さんも家族があると、家庭の中でも色々なことが起こりませんか。しかし、私は家族がいますが、全然心が揺れないのです。ベストグループで、ある一定のところまで真理を学んだ方は、何が起こっても心が揺れなくなってきているのです。