ベストグループ 見聞会講話集

衣川晃弘大先生「21世紀を幸せに生きる」第9巻より

 

2017年(平成29年)2月25日 ベストグループ道北道東地区見聞会 ②

それから「大きくなったら出世しなくても良いけれど、社会にご迷惑を掛けてはいけないよ」と教えてくれました。これは育ての母の物の考え方です。

父は「大きくなったら大きな目標を持ちなさい。ボーイズ・ビー・アンビシャス。少年よ大志を抱け。その目標とは、人類や社会の役に立つ人間になることだ。人生はお金ではない。お金で動く人間になってはいけない。志が人生を決めるのだ」と教えてくれました。

私はサラリーマンを四年間させて頂きました。最初の支店長は人格が素晴らしい方でした。規律秩序や礼儀作法を心得た方でした。道徳をとても重んじる方でした。後日、その支店長は出世されました。それは人間性を買われたのでしょう。

人間性が悪ければトップにはなれません。その支店長は数年後に社長となって、あっという間に素晴らしい会社を育てられました。二人目の支店長も良かったのです。失敗しても「どんまい、どんまい」と言う、豪快な方でした。しかし、三人目の支店長に仕えた時に、「人生は上司によって影響を受ける」と思いました。

それで「自分には社会の役に立てる能力がどれだけ眠っているのだろうか」と思い、サラリーマンを辞めて独立しました。「自分のしている仕事に誇りがなければ仕事をする価値がない」という、父の教えが影響を与えました。

三十五歳に二つ目の会社を作らせて頂いた時、「国家の中堅人材であることを自覚する」と社訓を作らせて頂きました。「善意・創意・熱意」という社是を作らせて頂きました。

「善意」とは、社会や人類に恥じることをしてはいけないという善の心です。「創意」とは、自己満足をしてはいけない、人類や社会の役に立つにはどうすれば良いか、絶えず創意工夫をすることです。「熱意」とは、自分の中に燃えるものがなければ、それは人類のために役に立ちません。私はいつも燃えているのです。

働いて下さる方は「この会社は素晴らしい。社是・社訓・心得も素晴らしい。働く方が、体が健康でありますように。仕事ができますように。経済的にも安定しますように。家族も良くなりますように。何よりも心が大切だと仰る会社だ」と噂が立つようになりました。そして二年目には、北海道まで支店を出し、進出しました。/span>