ベストグループ 見聞会講話集

衣川晃弘大先生「21世紀を幸せに生きる」第9巻より

2017年(平成29年)5月28日 ベストグループ関東地区見聞会 ③

書物を読んで成功しようと努力することは、立派なことです。しかし、それには人格が伴っていなければいけません。

アメリカの真の成功者たちは財団法人を作って、得たお金をたくさん寄付されている方が多いです。アメリカ人はキリスト教徒が多く、昔は毎週ミサに行っていたのです。ですから、「主」の存在を認めているから、成功するのは当たり前ではないですか。

アメリカの真の成功者は、根底に「主」の存在を認め、正しい生き方を学んでいるのです。アメリカの成功者たちは、人を認める方が多いではないですか。

失敗者の心がこの体を支配する限り、どれだけ知識を手に入れても成功しないのです。失敗者の心とは、ネガティブで心配、不安、恐怖、頑固、すぐに腹を立てる、憎む、恨む、悲しむ、人の幸せを願わない等の心です。

その失敗者の心が体を支配している時は、何をやっても上手くいかないのです。頭と体は違うのです。頭では「こんなことをしたい」と思っていても、体が過去の失敗を覚えていたら、頭で考えている通りにはいかないものです。

命を認めない方は人を大事にしないのです。人が怖い方は、頭では「人を認めないといけない」と思っていても、人の前に来ると避けてしまうのです。体で覚えてしまったものを変えることは、中々難しいと思います。

例えば、目の前に辛い食べ物が出た時に、体が辛いと覚えていたら、頭では「甘い」と思っていても、辛いではないですか。体が失敗を覚えてしまったら、変えることは大変なのです。

三歳までに親から何を教えてもらったかによって、その人の人生が決まるのです。私は育ての母から「晃弘、真理を知って初めて人間と言われるんやで。真理を知らずして人にあらず」と教えてもらいました。

教育基本法にも「真理と正義を希求せよ」と書かれています。ですから、真理と正義を切り離すことはできません。

真理を学びたい方は、人類や社会に貢献したいという正義の心がない限り、真理を理解することはできません。もしも私が真理に到達させて頂いたとしたら、人類や社会のために一度しかない人生を役立てたいと思って、大きくなったからです。

原因があるから結果があるのです。因果の法則は人間だけに適用されます。善いことをした方は、十倍になって良いことが返ってきます。

人を言動でもって傷つけても、十倍になって自分に返ってきます。私は長年事業をさせて頂き、言葉や行動で人を傷つけてきました。その結果、五十九歳の時に急性劇症肝炎という結果が出ました。

これは私が過去に作った罪が実った結果です。でも、この体を既に善いことに使っていましたので、一晩で助けて頂きました。

その時に言った言葉はたったひとつです。「この体を人類のために必要とされるならお使い下さい。この体が役に立たないとお思いならば、どうか体をお奪い下さい」と言いました。その結果、私はこんなにも人格を変えて頂きました。

私はこの体を自分の利だけには使わなくなりました。あれから十三年経ちますが、それから病気になったことは一度もありません。

お金儲けをするためにこの体を頂いたのではありません。自分は何者かを知るために体を頂いたのです。人間は幸せになるために生まれたのです。ありがとうございました。