ベストグループ 見聞会講話集

衣川晃弘大先生「21世紀を幸せに生きる」第6巻より

2013年(平成25年)10月5日 ベストグループ関東地区見聞会 ①

皆さん、おはようございます。沖縄では強烈な台風が来ているそうです。皆様の心の中も台風はありませんか? 人間は、いつも心が揺れ動いております。台風は年に何回かしか来ませんが、私達の中では毎日のように色々なことがあります。最近の方は、親も含めコロコロ、コロコロ、いつも心が揺らいでいるのです。

皆、周りの影響を受けて揺らいでいるのです。何かちょっとあったらコロッと変わるのです。皆、一喜一憂して生きているのです。考えてみたら、昔の私もそうでした。私も一喜一憂していたように感じます。そんな時の私と付き合っていた人は苦しかっただろうなと思う時があります。

一度しか命はありません。その一度しか命がない中で、何のために人間が生まれたのかを考えたことがありますか? ほとんどの方が考えたことがないから、苦しんでいるのだろうと思うのです。

とげが一本刺さっても痛いですね。あなたの刺刺(とげとげ)しい言葉も痛いです。人間はとげが刺さっても痛いです。でも、とげは取ったら治ります。でも、心のとげは取っても、その人の人生に一生大きな影響を与えることを知っておられますか。

あなた方は、心のとげを小さい時にたくさん頂いたことはありませんか。その心のとげをたくさん背負って生きた方は、心の痛みを感じながら人生を生きているように感じます。

私がインドに二十年間行き続けているのは、何のために人として生まれきたのかを知るためです。私は事業家としては成功させて下さいましたが、敗れ去っていく中で多くの学びをさせて頂きました。私がもしもあのまま成功し続けていたならば、恐らく今頃は、大変なお金持ちになっていただろうと思います。

事業をさせて頂いてから四十年以上が経ちました。心のとげであなた方や私たちは、人生を大きく左右させていることに気づいていましたか? お母さんのお腹の中で私たちは育ちました。その時の母親の思いが私たちの人生にどんな大きな影響を与えたのか、お母様はご存知でしょうか。

インドに行きました時にいつも教えられましたのは、食べ物が一番大事だということです。徹底して食べ物の大切さ、素材の大切さを教えられました。そして、食べ物が体の中で三分の一の大きな影響を与えると教えられました。

ところが、もっと怖いのが人の心だと教えられました。どれだけ良いものを食べても、料理人の心が悪かったら病気になるのだと、料理人の心を徹底的に教えられたのです。だから、私は気がついたら料理人の心を会得しておりました。

お母さんが「お金」、「お金」、「お金」と言って料理をすると、子供にも悪い影響を与えるのです。お母さんが心配しながら料理をすると、どんなに素材が立派なものでも人間の思いで影響を受けるのです。だから一番大事なのは、料理をする人の人格です。心配症のお母さんが料理をすると、食べた後、何か分からないけれど不安が起こるのです。

皆様は母親の影響をかなり受けたような顔をされています。でも、親のお陰でここまで来させてもらったのです。その感謝の気持ちが皆様にあるのでしょうか。私には親のお陰というのが徹底してあるのです。苦労してでも育ててくれた親のお陰で、貧乏や夜逃げを経験しても親のお陰と思っていました。

それはなぜか。小さい時に人との関わり方とか、命の尊さとか、人と自分との関わり方とか、いっぱい学んだからです。その時に、私は母に捨てられたという強烈なマイナスの経験をしたので、根っこは揺らぐのです。その代わり、父親と育ての母が一生懸命に育ててくれて、たくさんのプラスをもらったのです。つまり、三歳までにお母さんからどれだけのプラスをもらったかが性格の安定になってくるのです。

私には人の心を変える力はないのです。でも、衣川は、善と正義と愛とでしか生きていないから、善い行為、美徳の行為しかしたくないから、私と付き合う人には善い心が出てきたのだろうと思います。私も新しい母から命の大切さとか、人の道とか、道徳とか人間性を小学校の時に徹底して教えられたのです。皆さんは教えてもらいましたか?

 

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