ベストグループ 見聞会講話集

衣川晃弘大先生「21世紀を幸せに生きる」第7巻より

平成26年 5月28日 ベストグループ沖縄地区見聞会①

皆様、おはようございます。偉大なる存在は人間を創られた時、「お金が一番」と言う方は汚い心が出るように創られました。ですから、お金のために人殺しをしたり、社会悪をしてでも、どんなことをしてでもお金儲けをしたいという気持ちが湧いてくると、社会犯罪を起こすようになるのです。偉大なる存在は「お金、お金」と言う方は幸せにならないように創られたのです。

確かに一時的にはお金が入ってきても、必ずお金は無くなっていきます。ですから、私は昔から、お金の話をする方を信用しません。お金の話ばかりする方をよく見ると、本人が一番苦しい顔をしているのです。

私は四十年間事業をさせて頂きましたが、「お金を儲けよう」と言ったことはありません。「良い仕事をしよう」と仕事の素晴らしさは話したことがあります。だから私は、事業家時代はお金に困ったことはありませんでした。

お金儲けをするために仕事をしようと思ったことはなかったからです。「仕事を通して男は能力を発揮する」とか、「仕事を通して人格を向上させる」という考え方をずっとしてきました。

偉大なる存在が人間を創られた時、人間はこの世の魅力に負けるように創られたのです。 まず、男性は女性の魅力に負けるように創られました。女性は男性の魅力に負けるように創られました。

女性は男性に心を奪われると、その男性によって人格が変わってくるのです。男性が女性に意識を向けると、その女性によってその方の人生が決まってくるのです。素晴らしい異性に巡り合った方は素晴らしい人生に変わります。

しかし、そのような方は僅かです。百名に一人くらいしか素晴らしい方はおられません。百名のうち九十九名は、男性あるいは女性で苦しんでいます。偉大なる存在は付き合う方で人生が変わるように創られたのです。

形あるものは壊れますから、体が一番と言う方は病気になったら悩み、苦しむのです。子供が一番と言う方は、子供に何かがあったら悩み、苦しむのです。仕事が一番大事と言う方は、仕事で色々なことがあったら悩み、苦しむのです。

始めがあるものは終わりがあります。夫婦も始まりがあるでしょう。結婚をしても、終わりがあるのです。いずれは別れがあるのです。夫婦は死別というものもあれば、生きている間に離婚という形で別れる場合もあります。ですから、結婚は始めがあるから終わりがあるのです。

体も、始めがあるから終わりがあるのです。お母さんから産まれた時が始まりです。でも、死んだら必ず体は無くなるではないですか。だから、体は終わりがあるのです。

 

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